忙しい日常の中で、私たちは常に“やるべきこと”に追われています。
タスク、会議、資料作成、数字の管理……。
気づけば、「やりたいこと」を考える余白すら失われていることも。
でも、企画という行為は「やるべきこと」ではなく、「やりたいこと」から始まるものです。
なぜ「やりたいこと」が出発点なのか?
「やるべきこと」は、誰かに決められることが多い。
けれど「やりたいこと」は、自分の中から生まれる意思です。
それがあるからこそ、企画には熱が宿り、言葉に説得力が生まれる。
そしてその想いが、周囲を巻き込み、実現への一歩につながっていきます。
条件をクリアすれば、道は開ける
「やりたい」だけでは通らない――それもまた事実。
でも、やりたいことを言語化し、条件を洗い出し、一つずつ整理していけば
現実に近づける方法が見えてきます。
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予算はどれくらい必要か
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誰を巻き込めばいいのか
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どんなタイミングがベストか
課題は“壁”ではなく、“チェックポイント”に変えられます。
最初の一歩は、言語化から
「こんなことができたらいいな」
「実はずっと温めていたアイデアがある」
そんな断片を、まずは言葉にしてみてください。
企画は、頭の中だけでは始まりません。
言葉にすることで、初めて議題になり、対話が生まれ、現実が動き出すのです。
おわりに
「やりたいこと」が明確な人は、企画のスピードが圧倒的に早い。
そしてそれが、組織やプロジェクトにエネルギーをもたらします。
忙しい毎日だからこそ、「やりたいこと」から始める企画の姿勢を大切にしてみてください。
そのための第一歩は、今日、あなたの中にあるアイデアを“言葉にすること”から。